公文式で小学校入学準備~自信をつけて楽しいスタートを~

まだまだ肌寒い日もありますが、暦の上ではもう春です。
幼児や幼児の保護者の皆さまは、小学校入学に向けて期待に胸を膨らませている頃でしょうか。

小学校に入ると、子どもたちの世界はぐんっと広がります。
授業がはじまり勉強の習慣が求められるようになります。

小学1年生の授業は、ひらがなを覚えたり数字を覚えたりと、まだまだ簡単なものだと思いますか?実は令和の小学校の教科書は大人が想像するよりとても難しいのです。授業の進み方もこんなに早いんだと驚くことが多いでしょう。

この記事では、もうすぐ小学生になる幼児が準備しておきたいことを「国語」「算数」の面からご紹介していきます。今から小学校入学準備をはじめ、気持ちの良いスタートが切れるようサポートしてあげたいですね。

ひらがな・カタカナ・たし算・九九

小学校の授業で習ったからといって、すぐに覚えられるわけではありません。覚えられなくて当たり前です。学校でもフォローはしてくれますが、1年間で学ばなければいけないカリキュラムは決まっているため、授業は先へ進みます。

1つの単元でわからないことが出てくると、次の単元を理解するのは難しく、段々と「勉強が苦手」と思うようになってしまいます。

一方、小学校の授業の内容が「わかる」内容であれば、学習に余裕が生まれるでしょう。「勉強が得意」と思えるようになるかもしれません。

小学校入学前のスタートダッシュに必要なのは、「ひらがな・カタカナ・1桁のたし算」そして「九九」です。

国語の小学校入学準備

すべての学びの基礎となる教科をご存知でしょうか?

それは「国語」です。

子どもたちが色々なことを学んでいくには、国語の力が必要です。
文部科学省「小学校学習指導要領」では、ひらがな・カタカナの学習を小学校1年生・2年生の内容と定めています。

平仮名及び片仮名を読み,書くとともに,片仮名で書く語の種類を知り,文や文章の中で使うこと。

文部科学省「【国語編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説」

しかし、小学校入学前にひらがな・カタカナの読み書きができる子は多いです。入学前に何かできるようになっておいた方が良いかな?と悩んだら、ひらがなの読み書き、出来ればカタカナの読み書きまで出来るようにしておくと良いでしょう。

KUMONでは小学校入学前の子どもたちの読む力を育てている

KUMONでは、6,800枚に及ぶ教材プリントを通して高い読解力・読書力を育てています。
黒板を使った一斉授業ではないため、自ら学習していく力を育てます。

このブログでは、公文式の国語がどのような学習を行っているのかを紹介しています。小学生向けの話になりますが、読解力を育てる話を掲載していますのでこちらの記事も、是非参考にしてください。

国語の学習に公文式!読解力を育てようを見にいく

小学校で行う授業とは違い、一人一人に合った学習プランで子どものペースで少しずつ、できるようになるまでサポートをしています。

小学校入学前の子どもたちが、楽しみながらひらがな・カタカナを読めるようになるための教材が揃っています。

算数の小学校入学準備

算数で準備しておきたいことは、たし算です。

小学校入学前に1桁のたし算ができるようになっていると、安心して授業に臨めるようになります。

たし算を習得するのは時間が掛かる

1桁のたし算を習得するには意外に時間が掛かります。

1桁のたし算を習得するには、まずは数唱・数書からはじまります。
数を数えられますか?数を書くことができますか?
120までの数字がスラスラ言えるか・書けるかが目安です。

小学校入学前に120までの数字が言える・書けるようになっていて、両手で数えられるくらいのたし算ができると、算数の授業で自信が持てるようになります。

次に10の補数を知ることが必要です。
あといくつで10になる?という考え方のことです。
例えば、「6は、あと4で、10に」なりますよね。

また、数を分解することを覚えます。
5は、1と4、2と3、0と5に分解できます。
10なら、2と8、3と7などに分解できるでしょう。

分解ができることはとても大切です。分解ができると、繰り上がりのたし算・繰り下がりの引き算が楽にできるようになります。分解はしっかり練習して欲しいです。

KUMONのたし算プリントを紹介

KUMONの算数プリント(3A)は、もとの数が1ずつ増えるという簡単なたし算から学習します。

 8+1=9
 9+1=10 
10+1=11 

なぜ順番になっているかというと、「もとの数」が1つずつ増えていくと、答えも1つずつ増えていく〜この感覚を味わってほしいのです。つまり「数列」です。引き算でも「引く数」が1つずつ増えて、答えが1つずつ減っていく感覚が味わえます。

KUMONでは、たし算の感覚」というものを身にしみこませることが大切だと考えています。「計算をする」というよりも「視覚的にインプット」していく状態です。

頭の中に視覚的にインプットしていく状態を作っていくことで、

●6と7を見たら13という数字が浮かぶ
●7と8を見たら15という数字が浮かぶ

ようになります。

この状態を作ることが「算数得意!」につながります
そして、入学と同時にスタートダッシュできるようになるのです。

合わせていくつ?全部でいくつ?みんなでいくつ?

3+4=7とたし算の答えはわかるのに、

りんごが3個、みかんが4個あります。全部でいくつあるでしょう?

の問いに答えられない子がいます。

たし算・引き算の文章問題には様々な表現の仕方があるからです。

たし算なら

  • 合わせていくつ?
  • 4個増えるといくつ?
  • 全部でいくつ?
  • みんなでいくつ?

などの表現がありますね。

引き算なら

  • 残りはいくつ?
  • 違いはいくつ?
  • 差はいくつ?

といった表現があるしょうか。

大人はすぐにたし算・引き算すれば良いとわかりますが、小学1年生には難しい問題です。

「たす」「ひく」って言ってくれればわかるのに、表現の違いに子どもたちの頭はモヤモヤするばかり。
結果「算数ってむずかしい・・・」と苦手になってしまうこともあるでしょう。

おやつを食べる時、クッキーなどを「パパの分、ママの分、ぼくの分」とお皿にわけながら、色々な表現を聞かせてあげてください

九九を早めに覚えた方が良い理由

小学校入学前に、九九を覚えるのは早いのでは?と思われる方もいるでしょう。

しかし、小学2年生で九九を覚えるのは大変なことです。中には覚えられずに九九が不確かなまま中学生になる子もいます。

かけ算は難しい・覚えられないと大変な思いをさせるくらいなら、無意識的記憶が優位な0歳〜6歳の間に、歌を覚えるような感覚で楽しみながら覚えてしまうことをお勧めします。

無意識的記憶が優位とは、耳学習や視覚的記憶が優位ということです。
絶対音感を身に着けたり、英会話を覚えたりするのに良い時期とも言われていますね。

勉強する!算数の問題を解く!ではなく、リビングに九九の表を貼って、楽しみながら九九を覚えてしまいましょう。

KUMONの小学校準備で楽しい小学校生活のスタートを

小学校入学前のお子さんは、まだまだ小さく勉強なんて早い・学校に入ってからで十分、その気持ちもわかります。
けれど、思ったより早く進む授業に気おくれせずに参加するためにも、入学前の準備は大切です。

KUMONでは、国語や算数を中心に小学校入学前の準備を行い、自信をもってスタートを切れるお手伝いをしています。大戸神社前教室でも、2月無料体験学習を受付中。

是非一度、見学にいらしてみてください。
そして、一緒に楽しい小学校生活のスタートを切りましょう