国語力を上げることで、算数・数学も英語もできるようになる3つの理由

全ての教科のベースは「国語」と言っても過言ではないと思っております。

なぜなら、教科書を理解するには「国語力」が必要です。

教科書を理解した上で、算数・数学は「計算力」が必要になり、英語では「英単語」や「英文法」が必要になります。

そしてその教科書ですが、中学までの教科書はそこまで厚くはありませんが、高校の教科書は分厚く、そして字も小さくなります。それだけ文章量が増えるということです。

そこで「高校」を見据えた上で、「国語力」が大切な理由を3つ紹介いたします。

①数学は解答を説明する必要がある

中学数学でも「証明問題」はありましたが、高校では「証明問題」が増えます。証明問題を正しく証明するには、かなり高い読解力が求められるます。以下、数列の数学的帰納法の問題です。

数式を使って、論理的に、順序立てて、説明していく必要があります。まさに国語の力が必要になります。

②英文法は説明できて初めて理解したことになる

高校生が良く使う英文法の問題集は、英文法の単元ごとに問題が数問あり、選択形式で解いていくタイプのものが多いです。例えば以下のような問題で出題されます。

問題 次の英文の空欄に入る選択肢を選びなさい。

Mr.Suzuki (     ) home just now.

①came ②had come ③has come ④will come

解答は③になりますが、なぜかを説明できなければ、理解しているとは言えません。

その理解力を測るのに「人に説明してみる」ことが重要です。そのためには、①、②、④がなぜ不正解かも説明する必要があります。

このように深い学習をすることで、たった1つの問題から、2倍も3倍も学ぶことができます。

そして正確に文法事項を理解することができます。

「何となく③」では、問題文が変わってしまうと、もう太刀打ちできません。

③市販の参考書・問題集を理解するにも国語力が必要

現在、書店やネットでは多くの参考書・問題集が販売されています。特に大学受験のコーナーに行くと、英語だけでもかなりの量があり、受験生は悩んでしまうと思います。

そしてやっと選んだ参考書・問題集も、いざ開いてしっかり読もうとすると、結構難しいと思います。特に歴史の参考書は説明が多く、「読書」に近い状態になります。

その時にも読解力が必要になります。

知人が大学受験も対応する塾を運営していますが、生徒からの質問は、「テキストを正しく読めていないため、理解ができない」と言っていました。

まとめ

「読解力」は全ての教科の基本です!!

早めに対策することをおススメいたします。ご相談されたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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