子どもたちの教室での学習を観ていて思うこと。
それは「継続は力なり」の一言に尽きます。
6年生の英・国・算を学習しているAさん
小1から学習を開始しました。5年生までは宿題をやったり、やらなかったり…だったのです。面談ではお母さまが「宿題をやって欲しいです!」とのことでした。
教室でAさんと話をしたのは5月のことでした。
「Aさんは、6年生になったから、6年生のお勉強をして欲しいと思ってるんだよ。中学生になったら部活動も始まるから今よりもっと忙しくなるんだよ。定期試験もあるから、中学生になったら時間のやりくりをして勉強していかなければならない。
6年生のこの1年間で、その練習をして欲しいと思ってるんだよ。Aさんなら、できると思うんだよ。どう?出来そう?」と私が尋ねると「出来ます」と返事をしてくれたAさん。
それからのAさんの取り組みが、変わってきました。
分からない問題も質問に来る前に、まず自分でやってみる。
すぐ質問に来ていたAさんが、自分で考えて答えてる~と感激。
宿題をやってくることで、教材もこれまでよりペースアップして進むことができ、良い学習のサイクルが生まれてきました。教室でも当たり前のように3教科学習して帰っていきます。Aさんの「当たり前」のレベルが着実に上がっています。
6年生のBさんは、英・国・算を学習しています
2年生から学習を開始しました。
コロナ禍で、家庭採点をしてくださったお父さまのご協力もあり、4年生の後半から宿題が定着してきました。国語学習では「〇〇とは、どういうことですか?」と文で解答しなければならない問題は、4年生の頃まで空欄で提出することが多かったBさんが、しっかり全問、答えを書いて提出してくれます。
この問題、わかったんだ。すごい成長だな~。
自分で考えて答えを書いてる。あきらめない心が成長してる!
英語I教材(中3相当)を学習するCさんは
年長さんから英語の学習をしています。
「彼は子ども時代からずっと東京に住んでいますか?(完了形)」を英語で書く問題を
一度も前ページをめくってスペルの確認をすることなく、一気に英文を書いています。
英語の語順がインプットされています。一つ前の教材では、苦戦していたCさんが、スラスラ答えを書いている~と感激。
年中から学習を開始した、年長さんのDさん
きのうは「85-🔲=24」の虫食い算の初回学習日でした。
指導する気マンマンでDさんの隣にスタンバイしていました。ところがDさんはスラスラ🔲に答えを書いていきます。
「えっ⁉ わかちゃったの?」とわたしが驚いていると「うん」と頷いたまま手を止めませんでした。
このように、毎回教室では学習面はもちろんのこと、粘り強さやあきらめない心というの「心の成長」を見せてくれたり、こちらが難問と意識している問題をクリアしていく姿を見せてくれたりと、「継続は力なり」を実践している子どもたちの姿にわくわくが止まりません♪ |