「部屋を片付けなさい!!」
と、今も全国でいや全世界で鳴り響いている保護者の方の心の叫びだと思います。
この記事をお読みのお父様、お母様。
ご安心下さい。
この喧嘩は、お宅のお家だけで起きているのではありません。
親に叱られた子供は、
「後でやろうと思っていたのに…」「そんなに怒らないでも…」
と思いながら、しぶしぶと目に見えるものから、片付け始めます。
子供達にも言いたいです!!
安心して下さい。片付けが出来ていないのは、君だけではない。
日本中、いや世界中の子供の多くが、片付けをしないで、部屋を汚し、
親に叱られています。
「片付け」についての相談は、子育ての相談の中で、ダントツに多い相談です。
「日本中の多くの子供は、いや世界中の多くの子供は、自分の部屋を汚すために生きて言いる」という確信を、私は持っております。
ところが、先日、スーパーを訪問した時に、
「倉庫が汚いよ~、片付けてよ~」と女性の声が。
おそらくその現場の上司の方だと思います。
どうやら、この現象は家庭だけの恒例イベントではないようで、
人が集う所に「片付け問題」は、必ず発生するのではないでしょうか。
わが子もご多分に漏れず、部屋が汚い。
いや、正確に言えば、「汚かった」。
中学1年の時に、発達障害であることが判明したわが子。
その時に受けたテストが、大きなヒントとなり、片付け問題が緩和されました。
テストの結果で分かったことが、
わが子は「聴覚からの情報処理が苦手で、視覚からの情報処理が得意」との事。
そこで「見て分かる片付けの方法」を夫と一緒に考案しました。
教科ごとに色を決めて、そのファイルケースに教科書やノートをしまう方法を提案しまた。
Ipowファイル袋 ボタン式ファイル袋 クリアファイル ファイルケース プロジェクトファイル A4 大容量 プラスチック透明 オシャレ 可created by Rinker
100円ショップやAmazonや楽天で購入できるファスナー付きのファイルケースを購入してきて、子どもと一緒に教科の色を決めて、さらにテプラでシールを貼りました。
色とテプラの文字が、わが子には合っていたようです。
そして、鞄にそのまましまえばいいので、その簡単なところもわが子には合っていたようです。
そして、机の中でしまう所を決めて、学校関連の片付け問題は、この方法で改善されました。
自画自賛ですが、わが子は友達から「これいいな!!」と言われ、数名のお母様から、問い合わせがありました。
もちろん、いつもきちんとされていたかと言えば、そうでもありません(笑)。
出しっぱなしになっている時も、多々ありました。
ただ方法が決まっているので、少し言えば、すぐに取り掛かる事ができるので、お互いのストレスはかなり軽減されました。
私と夫で、「あまり几帳面になりすぎに、7割出来ていたら大成功としよう」と決めていたので、それも良かったのかもしれません。
「完璧ではなく、7割主義」
ある記事でトヨタは80点主義という事を知りました。世界のトヨタですら80点主義です。わが家であれば、70点で大成功だと思います。
今回はわが家の工夫事例をご紹介しましたが、ぜひ皆様の「わが家の工夫事例」を教えて下さい。
皆様で工夫事例を共有し、穏やかな家庭を目指していきましょう。
そして、片付けがすんだら、お子さまをぜひ褒めてあげてください!!
上手に褒める方法は以下のブログを参考にされてください。