小学校低学年のお子さまが勉強に苦手意識を持ち始めたとき――親としては「このままで大丈夫かな」「授業についていけるの?」と不安になるものです。特に1学期の通知表や面談で「集中力が続かない」「読解力や計算力に課題がある」といった指摘を受けた保護者様も少なくないでしょう。
でも、ご安心ください。

今はまだ6月。夏休みを含めれば約2か月以上の「巻き返し期間」があるのです。
低学年のうちの「苦手」は、やり方を見直せば驚くほどすんなり解消できることがたくさんあります。今回は、2学期に向けてこの6月~夏休みに取り組める、算数と国語の具体的な対策についてご紹介します。
■ 算数の苦手克服は「小さなステップ」と「繰り返し」
低学年の算数は、「計算が早くできるかどうか」が重要なのではなく、「数の意味」や「式の成り立ち」をしっかり理解できているかが鍵です。
たとえば、
- 「8+6」のときに、指を使ったり、数直線を思い浮かべられるか
- 「引き算」の意味を、物のやりとりや絵で説明できるか
といった“見えない理解力”が定着していないと、学年が進んだときに「つまずきの元」になってしまいます。

【具体的な対策】
- 10のまとまりを意識する
→「9+6」なら「9+1+5=15」といった補数の感覚を育てましょう。色分けしたブロックやおはじきが役立ちます。 - 毎日5分の反復計算
→ドリル形式で「1日5問×毎日」。たくさんやるより、「確実に正解する体験」を重ねることが大切です。 - 文章題に“絵”を描かせる
→「りんごが7個あります。2個食べました」→「何が減ったのか」「何を聞かれているのか」を絵で表現する練習をしましょう。読解力と算数的思考を同時に伸ばせます。
■ 国語の苦手克服は「語い」と「読みの習慣」
国語で「苦手」という場合、大きくは2つの課題があります。
- 語い力が不足していて、読んだ内容がピンとこない
- 音読はできるが、“意味”を理解していない
これらは、いずれも日常生活の中での「言葉のやりとり」や「読書体験」の量に関係しています。

【具体的な対策】
- 1日10分の音読+親子対話
→音読した後に「どんなお話だった?」「どこが面白かった?」と一言でいいので聞き返してください。記憶と言葉を結びつける力が育ちます。 - 短い文章から「要約」をする練習
→新聞の子ども向けコーナーや童話を使い、「3行で説明してみよう」と声かけしてみましょう。初めは1行でもOKです。 - 語いカードを作る
→わからなかった言葉を親子でメモしてカードにしていくと、自然と語彙力が増えていきます。クイズ形式で遊んでも楽しいですよ。
■ 夏休みは“取り戻す”チャンス!
学校の授業が進まない夏休みは、「わが子のペースで基礎を固める」絶好のチャンスです。1日中勉強させる必要はありません。
1日15〜30分の「学習の習慣づけ」だけで、2学期に向けて確かな土台が築けます。
たとえば、
- 朝の10分:計算練習
- 午後の15分:音読+読み取り
- 寝る前の5分:語いカードで遊ぶ
といったように、細切れ時間で十分です。ポイントは「毎日同じくらいの時間帯にやる」こと。習慣にしてしまえば、子ども自身のやる気も自然と高まってきます。
■ 公文式大戸神社前教室での“学び直し”
「家庭でやるのは大変そう」「どこから手をつければいいのか分からない」――そんなときは、お子さまの“ちょうど”に合わせた学びを提供する場を活用することをおすすめします。

公文式大戸神社前教室の特長
- お子さま一人ひとりの“今の力”に合わせた無理のない教材
- つまずいた内容も、さかのぼって丁寧に反復学習
- 算数・国語ともに、自分のペースで「できる!」を積み重ねられる
- 指導者が、理解の段階に応じた声かけ・励ましで自信を育てます
特に低学年のお子さまにとって、「自分でできた!」という体験は、勉強が“好きになる”第一歩です。
この夏、「うちの子、大丈夫かな…」という不安を、「よし、できてるね!」という確信に変えてみませんか?
まとめ
小学校低学年で勉強につまずいてしまっても、6月~夏休み期間でいくらでも挽回は可能です。大切なのは、今の理解度に合わせた小さなステップで、「できる!」を積み重ねていくこと。
そして、毎日の小さな積み重ねを支える環境として、公文式大戸神社前教室は、親子の心強い味方になります。
2学期、明るい表情で教室に通うお子さまの姿を、今から一緒に育んでいきましょう。

武蔵中原駅 徒歩4分 大戸神社から徒歩30秒
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